Guitar : kazu Tsuboi

1953年3月6日東京都世田谷区生まれ。
小学校6年の時に友人の影響でR&Bを聴くようになる。ブルースを聴くようになったきっかけはローリングストーンズを聴いてから。

中学時代は昼食を食べず昼食代を貯めてレコードを買い漁る。ブライアン・ジョーンズの大ファンだった。「夜をぶっとばせ」のシングルレコードジャケットでブライアンが着てるセーターと同じのを編んでくれと母親に頼んで編んでもらったことも。

ギターを始めたきっかけは当時のフォークブーム。質流れのクラシックギターを手に入れ、フォーククルセダーズやジャックス等に影響され、当時はオリジナル曲も作曲したりと、一時ブルースから離れるが、エレキギターを弾くきっかけは大学1年の時に聴いたポールバター・ブルース・バンド。マイク・ブルームフィールドに夢中になる。

その後は黒人のブルースにのめり込んで行く。ストーンズやポールバターのレコードの解説にはB.B KINGやらマディ・ウオーターズの名前が頻繁に出てくる。出てくれば聴いてみたくなるのは当たり前だ。

この頃、アルバイト先でヴォーカルの高田と知り合いブルースバンドを結成。このバンドが解散後は、やはり同じバイト先で知り合った小町とバンドを結成。しかし、80年代に解散後はギターを弾くのをやめてしまう。

それから二十数年後、いつも通っていた芦ノ湖のボートハウスノザキの主人にハワイアンバンドに誘われたのが再びギターを弾き始めるきっかけとなった。

そして上野毛のバーで寺本氏と運命的な出会い。なんと!結成30年、日本の宝とまで言われるローラー・コースターのベーシスト小町正明をどうやって騙したのかメンバーにしてしまう。これを、日本ブルース界の七不思議の1つと世田谷周辺では言われている。

愛用のギターはギブソンES-335、TOKAI ST-80、TOKAI TTL-60など。

酒好きで酔った時の口癖は「小町〜!オマエにブルースを教えたのは俺だああ!」「小町〜!オマエは俺から一生離れられないんだぞ〜!」だとか。

夏の芦ノ湖でのんびりトローリングが大好きな55才、バンド最年長。